講師実績
弁護士 塩見恭平が司法試験講師として行ってきた活動を記載いたします。
講義受講の参考にしていただければ幸いです。
①辰已法律研究所
司法試験受験予備校である辰已法律研究所大阪校・京都校を中心に,各校にて講義やゼミを開講しております。
【2012年11月】
答案の「ハコ思考」講義
一度司法試験に落ちてしまい,その理由と,次に落ちないためにいかに戦略を整えるべきかを,考えた経験から,後進に何か伝えることができないか,を考え,形にした講義です。
現在お話ししている戦略論の原型となる講義で,「合格者が(無意識か自覚的かはともかく)皆とっている思考方法の言語化」を目指し,全科目にわたってお話しした講義です。
【2014年1月~4月】
H26受験生向け答案の「ハコ思考」ゼミ
司法修習を経て,なお司法試験指導へのやる気が失われていなかったので,講師業を本格的に行うことになりました。まず,大阪本校にて開講することになったゼミがこちらです。
1回3時間,全14回で司法試験各科目の過去問を使用し,「分析」「表現」をどう整えていくべきかをお話しいたしました。
【2014年6月】
答案の「ハコ思考」講義(H25ver.)
司法修習及びハコ思考ゼミを経て,方法論の本質は変わらないものの,個別の言及がかなりブラッシュアップされたことから,旗艦講義たる「ハコ思考」講義を再収録いたしました。
使用する問題が変わったこと,講義時間が倍程度になったことなど,かなりの変化がありましたが,本質的に,「合格者が(無意識か自覚的かはともかく)皆とっている思考方法の言語化」を目指して点は変わっておりません。
【2014年10月~2015年3月】
H27受験生向け答案の「ハコ思考」ゼミ
平成27年受験生向けの「ハコ思考」ゼミを大阪・京都で開講しました。
こちらは1回3時間,全21回とボリュームがあるゼミでした。
ゼミの内容としては,全体を3区分に分割し,①「ハコ」をお伝えする時間(他の年度の過去問を扱う時もありました),②問題検討の時間,③ゼミ生の答案改善の時間としていました。
さらに,本ゼミは通信生にも提供し受講していただくというスタイルを取りました。
【2015年4月】
H27受験生向け「当たり前六法」講義
平成25年の司法試験前に,ツイッターで各科目のコツを「当たり前六法」として列挙したものを前提に,平成26年4月に「当たり前六法」として電子書籍化しました。そして,「当たり前六法」を大幅リニューアルして平成27年司法試験受験生のために講義化致しました。
内容は大きく「一カ月前」「5分前」に二分され,それぞれにおいてすべきこと,即効性のある事項をお伝えしました。
H27受験生向け独占禁止法講義
電子書籍「独占禁止法のハコ」(平成26年3月出版)と,辰已法律研究所が出版している「一冊本」を組み合わせ,直前期に独占禁止法の答案を書ける,「一応の水準」を割らない答案を書くことを目的とした講義を行いました。
H27受験生向け直前期「ハコ思考」ゼミ
「ハコ思考」ゼミのノウハウ部分だけを切り取って直前期の学生に提供するというゼミを行いました。
3日間,10.5時間という短い時間で全科目のノウハウをお伝えするという急ぎ足のゼミにはなりましたが,その文集中して効率よくゼミを開講できたと実感しております。
【2015年6月~9月】
当たり前司法試験(憲民刑)
司法試験を突破するための基礎体力を養うための講座として開講いたしました。
全体を大きく「知識編」「解法編」と分け,それぞれ2時間をかけ,司法試験突破のため最低限知っておかなくてはならない事項に絞り,お話ししました。大阪校では「知識編」「解法編」の後に1時間のゼミを設け,疑問を吸い出すほか,フィードバックを受けることによりさらに内容向上に努めました。
【2015年10月~】
H28受験生向け答案の「ハコ思考」ゼミ
平成28年受験生向けの「ハコ思考」ゼミを大阪・京都で開講しております。
こちらは1回3時間,全28回とボリュームがあるゼミになります。
ゼミの内容としては,全体を3区分に分割し,
①「ハコ」をお伝えする時間(他の年度の過去問や論点的なお話をするときもあります),
②問題検討の時間,
③ゼミ生の答案改善の時間
としています。
②京都産業大学
【2014年1月~5月】
民事法法職ゼミ(法科大学院生対象)
「ハコ」を意識するためのゼミでした。
【2014年5月~7月】
民法法職講座(学部生対象)
民法総則・物権法の入門的な講義の中で,法律的思考を学んでもらうという試みを行いました。
【2015年2月~3月】
法科大学院適性試験対策講座
実際に問題を解きながら,「なぜこの問題をこう解けば答えが出るのか」という観点でお話ししました。
適性試験はコツさえつかめばある程度安定して得点が取れます。コツを言語化し,お伝えする講義をさせていただきました。
【2015年5月~7月】
民法法職講座(学部生対象)
民法総則・物権法の入門的な講義の中で,法律的思考を学んでもらうという試みを行いました。
【2015年10月~】
民法法職講座(学部生対象)
民法債権法の入門的な講義の中で,法律的思考を学んでもらうという試みを行っております。
③同志社大学現代司法研究会
【2015年6月】
「ハコ思考」講義-京都大学LS入試問題を題材に-
「ハコ思考」講義実践編ということで,実際に憲・民・刑の問題を使い「ハコ思考」を具体的に使って問題を解き,検討答案の骨格を矯正する内容の講義を行いました。
論文を書く習慣が身についていない方にも,論文の書き方に迷っている方にも効果的な講義ができたのではないかと考えております。
④有志
【2013年8月】
学生有志「ハコ思考」講義@立教大学
司法修習中に無償でお話しさせていただきました(私の修習中は副業禁止かつ貸与制だったので…)。
内容は司法試験受験生向けの「ハコ」。やはり,主に分析・表現の思考過程の定型化というところをお話しいたしました。以降の講義につながるお話ができました。
【2014年8月】
民法・刑法のハコ(学部生対象)@学習院大学
学部司法試験サークル代表者の方からオファーを受け,4時間の講義を致しました。
前半2時間は「ハコ」の説明(学部生向けに話す内容を少し変えております),後半は民法・刑法に絞って科目ごとの注意点,分析表現のハコをお伝えしました。
明治学院大学の学部生にもご参加いただき,法律学習においてもインターカレッジがあるのだなぁ,と実感した次第です。
【2015年3月~5月】
平成27年司法試験対策ハコ思考個別指導
個人的な知り合いの要望を受け,平成26年司法試験過去問を用い,答案作成→送付→添削→レジュメと添削済答案返送→LINEで講義(1時間強)を7科目につき行いました。
今後も,ご依頼をいただければ(確約はできませんが)おこなってもいいかな,と思っています。
受講相談フォームにご連絡いただければご対応いたします。
【2015年5月2日】
司法試験直前突貫講義@大阪市立大学文化交流センター
司法試験超直前期企画として,試験的に私的(予備校等を通さない)講義を行いました。講義内容としては,「ハコ思考」「当たり前六法」のハイブリット(いいとこどり)でした。
おおむね好評価をいただきましたが,アンケートでは「もう少し早い時期にやってほしかった」というお声を数多くいただいたので,次回以降の反省材料にさせていただきます。