こんにちは!寝屋川市のヘルパー弁護士、はちかづき法律事務所の塩見恭平です。

 

弊所では、初回30分無料、60分1万1000円、以降30分あたり5500円(いずれも税込み、令和4年5月現在)の料金設定で法律相談を受け付けております。

同一内容での2回目以降のご相談は30分あたり1万1000円です。

相談料が変わる理由は別記事に譲るとして。

本日は、法律相談の際にご相談者様にお願いしたい事項を以下、書いていきます。

 

1.お持ちいただきたいもの

①免許証等の身分証

→特に委任契約を行う場合、本人確認が必要です。免許証がない方は、マイナンバーカードや保険証、住民票をお持ちいただいております。

ご住所と生年月日、お名前を確認しております。

 

②認印

→実印が必要なの?と聞かれることがありますが、訴訟委任状や手続代理委任状で実印を求められることはありません。

交通事故や相続の場合、別途実印での委任状記載や印鑑証明を求められることがありますが、それ以外は認印でOKという認識です。

ただしインク式、てめーはだめだ。。。

ということで、朱肉を用い押印する形式の印鑑が必要になります(もちろん、朱肉やスタンプ台は用意しております)。

 

③関連資料

→何でもかんでもお持ちいただいても、見ることはできない(し、録音をがっつり聞く時間も通常ない)のですが、
峻別も難しいかと思いますので、基本は何でも持ってきていただき、その場で確認してより分けるという手順を取っています。

 

④事案内容のまとめ

→本日のメインテーマです。
A4用紙一枚程度に、簡潔な内容で①状況説明、②質問事項、③目的(できれば)をまとめておいていただけると非常に助かります。

人は事前に準備していない内容を話すときは時間がかかります。

時間制限がある(弊所では時間経過により有料化しますし、無料相談には時間制限を設けているところがほとんどです)中で、
いかに多くの事実を伝え、正確な回答を弁護士から引き出すかが肝要です。

あまりしたくはないのですが、話をまとめていただけないと、お話を遮って法的に必要な事実の質問に切り替えてしまいがちです。

 

できれば、

まとめたお話をお伺い→法的に整理した回答→まとめ(受任した場合の費用感のお伝え含)

で30分を使いたいと思っております。

感情のお話になってしまうと、お話をお伺いした時点で30分が経過してしまいます。お互いにとって不幸ですね。

 

 

法律相談は、生の事実を法的に整理し、組み替えて回答するという業務だと思っています。

日本語を使っていますが、外国語の翻訳に近い性質を持っているのではないかと思います。

残念ながら感情の発露を解決する職ではない(占い師さんやカウンセラーさんの業務範囲かと)のです。

 

 

しかし、法律相談の会話とプライベートでの会話は分けて考えるべきかなーと思っています。

 

「事実だけ聞きたい、感情は整理の邪魔」

というスタンスをプライベートでとってしまうと友達がいなくなりそうですね。

それでは。