こんにちは、大阪寝屋川のヘルパー弁護士、はちかづき法律事務所の塩見恭平です!!
7日水曜日から本日9日金曜日まで、所属する委員会の
「ひまわり(高齢者・障害者総合支援センター)」
提供の選択型司法修習プログラムの講師を行ってきました。
司法修習とは、司法試験に合格した方が法曹になるために経験する研修です。
・法律事務所での研修
・裁判所での研修
・検察庁での研修
・司法研修所(埼玉県和光市)での研修
・・・様々な研修プログラムがあります。
そのプログラムの一つとして選択型、すなわち、自分が興味を持つ分野のカリキュラムを選び、学習するというものがあります。
選択型修習の一つとしてひまわりが提供するものの1パートのお手伝いをしてきました。
長々と書きましたが、要は修習プログラムの一端の一端、端の部分に引っかかることをさせていただいた、ということです。
研修の内容は
「訴状起案」
実際に起こった介護事故の記録を使い、修習生にヒアリング・訴状作成をしてもらい、その講評をするというものです。
私は当事者役として事前に用意された記録のストーリーを(修習生を誘導しつつ)お話しし、その聞き取りテクニックや、実際にできた訴状をみて
「ここを変えればもっとよくなる」
と(えらそーに)いう役回りでした。
実際に研修の効率を上げ、より多くの経験をしていただくために、夏前くらいから準備をしてきたので、とりあえずカリキュラムが終わったことでほっとしています。
そして、自分のストーリーを聞き取ってもらうことで、
日ごろ相談者様が
どのようなことを聞きたいか、
聞いてほしいか、
教えてくれないことで不安になるか、
という点がわかったほか、
他の講師の方との話し合いの中で新たに得た発想もあり、非常に勉強になりました。
今後ともひまわりの活動の一つとして続けていければいいな、と思っております。