事案の概要と結果

兵庫県在住の依頼者様(自営業・40代男性)より。

自宅のリフォームを業者に依頼し、完成したものの、完成後1年もたたないうちに、塗料の剥がれが生じ、美観を損ねる上、近所迷惑にもなってしまっているのでどうすればよいか、といった相談でした。

業者は自ら工事をやり直すと言っていたのですが、もはや当該業者の工事は信用できないため、金銭解決を図ることにしました(請負契約の瑕疵担保責任(民法634条2項))。請求金額は約100万円。

弁護士が介入し、内容証明を送付。その後、対応がなかったので、訴訟提起。訴訟を経て、裁判所の和解勧告もあり、結果として、約70万円の回収に成功しました。

当事務所からのコメント

本件においては、自身のお住まいがボロボロになってしまうということで精神的にも厳しく、御依頼の際にはご依頼者様は憔悴しておられました。

さらに、塗料の剥がれの原因が業者の工事にあることを証明するという点、難易度が高いものでした。

しかし、弁護士が介入することで、依頼者様の盾となり、精神的負担を和らげるほか、塗料の成分を分析すること、剥がれの原因につき他の業者に問い合わせ、原因が業者の工事にある可能性が高いこと等を訴訟で主張することで、権利を実現する和解を行うことができました。

不動産は大きなお買い物であり、実際に不具合が生じた際にはご自身で交渉することは困難です。

弁護士を間に入れることにより、精神的な負担は減少し、権利実現の可能性も高まります。お気軽にご相談いただければと思います。

アンケート

はちかづき法律事務所にご依頼いただいた理由

インターネットでの回答があったため。(口頭補足:弁護士ドットコムというサイトで、弊所弁護士塩見の回答に納得がいったから依頼しようと思ったとのことです。)​

はちかづき法律事務所のサービスや各種対応についてのご感想

非常に良かった

はちかづき法律事務所のサービスや各種対応につき感じたことを自由にご記入ください。

動きが早くてわかりやすい。(弁護士補足:御依頼いただいてから情報収集を行い、一週間程度で請求案を上げさせていただきました。そして、メールでの報告は絶やさず、動きがあれば即日連絡を行い、後日報告書を上げる形式をとっております。その点ご評価いただけ多様で、幸甚です。)